大学生が留学するメリット・デメリット|行く前に知っておきたいこと

自己成長

「大学生のうちに留学してみたい」

「留学に興味はあるけど、費用が高そうで不安」

「英語が得意じゃなくても留学できるの?」

このように、大学生になって留学を考える人は多いのではないでしょうか。

留学には、海外で生活しながら学べるという大きな特徴があります。

一方で、費用や準備、生活環境の変化など、事前に知っておきたいこともあります。

僕自身も、大学生のうちに海外で学ぶ経験について考えることがあります。

そこでこの記事では、大学生が留学するメリット・デメリットと、留学前に知っておきたいポイントを紹介します。

「留学してみたいけど、まだ何も決まっていない」という人でも分かるように説明していきます。

大学生のうちに何をしておくべきか気になっている人は、こちらの記事も参考にしてください。

→ 後悔する前に知ってほしい|大学生のうちにやるべきこと・やらないべきこと

大学生は留学すべき?

大学生だからといって、必ず留学する必要はありません。

ただ、海外で学びたい、異文化を経験したい、将来について考えるきっかけがほしいなど、目的があるなら留学を検討する価値があります。

一方で、費用や大学の予定、留学先で何を学ぶのかも考えてから決めることが大切です。

大学生の留学にはどんな種類がある?

一言で「留学」といっても、期間や目的によってさまざまです。

例えば、在籍している大学の制度を利用して、

  • 交換留学
  • 単位認定留学
  • ダブルディグリー

などに参加する方法があります。

文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」では、在籍大学のプログラムによる中・長期留学を、半年から2年程度の目安として紹介しています。交換留学では、条件によって海外大学の授業料が追加でかからず、単位を取りながら留学できる場合があります。(tobitate-mext.jasso.go.jp)

ほかにも、夏休みなどを利用した短期留学や語学留学などがあります。

そのため、

「留学=1年間海外に住む」

と考える必要はありません。

自分の大学や目的に合った期間・制度を選ぶことが大切です。

大学生が留学するメリット

海外で生活する経験ができる

留学すると、授業だけでなく、住居、買い物、交通、食事など、普段とは違う環境で生活することになります。

日本では当たり前だと思っていたことが、海外では違うこともあります。

そうした環境の違いを実際に経験することで、自分の当たり前を見直すきっかけになるでしょう。

語学を使う機会が増える

留学先では、授業や買い物、友人との会話など、さまざまな場面で現地の言語を使うことになります。

日本で勉強しているだけでは経験しにくい、

「実際に言葉を使って相手に伝える」

という経験ができるのは、留学の特徴の一つです。

ただし、留学すれば必ず語学力が大きく伸びるとは限りません。

どれだけ実際に言語を使うか、どんな授業を選ぶか、どのような環境で過ごすかによっても変わります。

だからこそ、「海外に行くだけ」で満足せず、現地で積極的に使うことが大切です。

異なる価値観に触れられる

海外で暮らしていると、自分とは違う考え方を持つ人と関わる機会があります。

日本では当たり前だと思っていたことについて、

「別の考え方もあるんだ」

と気づくこともあるでしょう。

これは、将来の進路や人間関係について考えるときにも役立つ経験になる可能性があります。

自分で考えて行動する機会が増える

留学先では、分からないことがあっても、自分で調べたり、人に聞いたりしなければならない場面があります。

日本にいるときよりも、自分で判断しなければならない場面が増える人もいるでしょう。

そのため、

「誰かがやってくれるのを待つ」

のではなく、

「自分から動いてみる」

経験を積みやすくなります。

自分の視野を広げるきっかけになる

海外で生活すると、日本にいるときとは違う環境で自分自身を考える時間ができます。

今まで考えていなかった進路や仕事に興味を持ったり、

「自分はこれからどうしたいんだろう」

と考え直したりするきっかけになることもあります。

留学そのものが人生を変えるわけではありません。

それでも、普段とは違う環境に身を置くことで、自分について考えるきっかけを作ることはできます。

大学生が留学するデメリット

メリットだけを見るのではなく、デメリットも知っておきましょう。

費用がかかる

留学では、

  • 授業料
  • 滞在費
  • 航空券
  • 保険
  • ビザ関連費用
  • 食費
  • 交通費

など、さまざまな費用が発生します。

必要な費用は、国や地域、学校、留学期間、生活スタイルなどによって大きく変わります。JASSOも、留学費用として学費、生活費、渡航関係費などを挙げ、事前に必要経費を調べて資金計画を立てることを案内しています。(ryugaku.jasso.go.jp)

そのため、

「留学したい」という気持ちだけで決めるのではなく、総額を調べてから考える

ことが大切です。

大学の授業との調整が必要

留学する時期によっては、卒業時期や履修計画との調整が必要になる場合があります。

特に長期留学では、

「帰国後に必要な単位を取りきれるか」

「卒業までのスケジュールに問題がないか」

を事前に確認しておく必要があります。

交換留学などでは単位互換が基本的に可能とされる一方、大学やプログラムによって条件が異なります。(tobitate-mext.jasso.go.jp)

留学を決める前に、自分の大学の国際交流センターや留学担当窓口に確認しましょう。

環境が変わることでストレスを感じることがある

海外では、言葉や文化だけでなく、食事、生活習慣、人間関係なども変わります。

最初は、

「思っていたより大変だった」

と感じることもあるでしょう。

ホームシックになったり、自分の言いたいことがうまく伝わらず悩んだりする可能性もあります。

留学は楽しいことだけではなく、慣れるまでに時間がかかることもあると考えておいたほうがいいでしょう。

語学力に不安を感じることがある

「英語が完璧じゃないと留学できないのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

しかし、必要な語学力は留学先やプログラムによって違います。

そもそも、語学力を学ぶための留学もあります。

ただし、授業についていく必要があるプログラムでは、一定の語学要件が設定されている場合もあります。

そのため、「英語が苦手だから無理」と最初から決めつけるのではなく、参加したいプログラムの条件を確認することが大切です。

準備に時間がかかる

留学は、申し込んですぐ出発できるとは限りません。

留学先や制度によっては、

  • 情報収集
  • 大学への申請
  • 学内選考
  • パスポート
  • ビザ
  • 保険
  • 航空券
  • 住居

など、さまざまな準備が必要になります。

トビタテ!留学JAPANでは、大学の交換・認定留学などについて、準備期間の目安を半年~2年としています。(tobitate-mext.jasso.go.jp)

だからこそ、留学したいと思ったら、できるだけ早めに情報を集めることが大切です。

大学生の留学にかかる費用はどのくらい?

ここは、多くの学生が気になるところだと思います。

ただ、「大学生の留学費用は○万円」と一つの金額で考えることはできません。

留学先、期間、学校、住む場所、授業料の有無などによって変わるからです。

例えば、トビタテ!留学JAPANでは、交換留学の費用目安として、

  • 滞在費:月5万円~15万円
  • 渡航費:10万円~20万円程度
  • 合計:90~260万円/年程度

を掲載しています。

ただし、これは交換留学の一例で、生活費、保険、ビザなどの費用も別途かかります。奨学金によって負担が軽くなる場合もあります。(tobitate-mext.jasso.go.jp)

そのため、自分が検討している留学プログラムの費用を個別に確認してください。

留学費用を抑える方法

「留学したいけど、お金が心配」

という人は、最初から自費だけで考えなくてもいいでしょう。

大学の制度を調べる

大学によっては、交換留学や独自の留学制度、奨学金などを用意している場合があります。

まずは、自分の大学にどんな留学制度があるか確認することから始めてみましょう。

奨学金を調べる

JASSOには海外留学向けの支援制度があります。

例えば「海外留学支援制度(協定派遣)」は、大学などが協定に基づいて学生を海外へ派遣するプログラムを対象に、留学費用の一部を奨学金や渡航支援金として支援する制度です。対象となる派遣期間は8日以上1年以内です。(jasso.go.jp)

留学の奨学金には条件があるため、希望する場合は早めに確認しましょう。JASSOも、留学資金や奨学金について早めに調べることを勧めています。(ryugaku.jasso.go.jp)

短期留学も選択肢に入れる

長期間の留学が難しい場合は、短期留学を検討する方法もあります。

大学の夏休みや春休みなどを利用できるプログラムもあるので、

「まず海外で学ぶ経験をしてみたい」

という人は、短期間から調べてみるのも一つの方法です。

留学前に考えておきたい5つのこと

留学に興味があるなら、まず次の5つを考えてみてください。

何のために留学するのか

「海外に行ってみたい」だけでも、最初のきっかけとしては十分です。

ただ、その先に、

「英語を学びたい」

「海外の大学で学びたい」

「異文化を経験したい」

など、目的を少しずつ具体化していきましょう。

どれくらいの期間行きたいのか

数週間なのか、数か月なのか、1年なのか。

期間によって費用や大学の予定も変わります。

いくらまで出せるのか

留学費用は、出発前だけではありません。

現地での生活費まで含めて考えましょう。

大学の単位や卒業時期に問題がないか

特に長期留学を考えている場合は重要です。

早い段階で大学に相談しておきましょう。

どんな方法で留学するのか

大学の交換留学を利用するのか、短期プログラムに参加するのか、留学エージェントを使うのか。

方法によって必要な準備や費用が変わります。

留学エージェントは必要?

留学を考えていると、

「留学エージェントを使ったほうがいいの?」

と疑問に思う人もいると思います。

留学エージェントを使うかどうかは、留学先や目的、自分で手続きを進められるかなどによって考える必要があります。

例えば、

  • 留学先の情報収集
  • 学校選び
  • カウンセリング
  • 出発前の準備

などをサポートしてくれる会社があります。

一方で、大学の交換留学などでは、大学の留学担当窓口を通して進めることができます。トビタテ!留学JAPANでも、在籍大学のプログラムへの申込みは大学の所定窓口から行うと案内しています。(tobitate-mext.jasso.go.jp)

そのため、最初からエージェントに決めるのではなく、大学の制度を調べたうえで、自分に必要か考えるのがおすすめです。

大学生の留学は「行くこと」だけが目的ではない

留学について調べていると、

「せっかく大学生なんだから、留学したほうがいい」

という意見を見かけることもあると思います。

でも、僕は留学に行くこと自体を目的にする必要はないと思っています。

大切なのは、

「なぜ留学したいのか」

を自分なりに考えることです。

英語を学びたい。

海外で生活してみたい。

新しい価値観に触れたい。

将来について考える時間がほしい。

理由は人それぞれでいいと思います。

逆に、

「周りが留学するから」

「なんとなく海外に行ってみたいから」

だけで決めると、留学後に「思っていたのと違った」と感じる可能性もあります。

だからこそ、メリットだけでなく、費用や準備、生活面の大変さまで調べてから決めることが大切です。

まとめ|留学したいなら、まず情報収集から始めよう

今回は、大学生が留学するメリット・デメリットについて紹介しました。

大学生の留学には、

  • 海外で生活する経験ができる
  • 語学を使う機会が増える
  • 異なる価値観に触れられる
  • 自分で考えて行動する経験ができる
  • 新しい進路や生き方を考えるきっかけになる

といった面があります。

一方で、

  • 費用がかかる
  • 大学の授業との調整が必要
  • 環境の変化によるストレスがある
  • 語学面で苦労することがある
  • 準備に時間がかかる

といった点もあります。

だからこそ、

「留学するべきか」だけを考えるのではなく、「自分は何のために留学したいのか」から考えてみることが大切です。

留学に興味を持ったら、まずは自分の大学にどんな制度があるのかを調べてみてください。

大学の制度、留学期間、費用、奨学金などを一つずつ調べていくと、自分に合う選択肢が見えてきます。

そして、実際に留学を検討する段階になったら、必要に応じて留学エージェントなどのサービスも比較してみましょう。

「留学してみたい」と思った今が、情報を集め始めるタイミングです。

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