「なんで分かってくれないんだろう」
「こんなにしてあげたのに…」
「期待するたびに傷ついてしまう」
このように、人に期待しすぎて苦しくなっている人は少なくありません。
人に期待すること自体は悪いことではありません。
しかし、期待が大きくなるほど、思い通りにならなかったときに傷つきやすくなってしまいます。
私自身も以前は、「これだけしたんだから相手も同じように返してくれるはず」「○〇ならわかってくれる」と思っていました。
ですが、その考えを手放してから、人間関係で悩むことがかなり減りました。
今回は、人に期待しすぎてしまう理由と、人間関係が楽になる考え方を紹介します。
人に期待しすぎてしまう理由
自分の基準で考えてしまうから
「自分ならこうするのに。」
「自分なら助けるのに。」
このように、自分の価値観を基準に考えてしまうと、相手にも同じ行動を求めてしまいます。
しかし、人それぞれ育った環境も考え方も違います。
同じ出来事でも、感じ方や行動は人によって大きく変わります。
「自分なら当たり前」と思うことが、相手にとっては当たり前ではないこともあるのです。
自分の基準で考えてしまうことで、自分と相手との衝突が多くなってしまいます。
相手に求めすぎてしまうから
期待が大きくなるほど、少し期待と違っただけでも不満を感じやすくなります。
例えば、
- すぐ返信してくれると思っていた
- 誕生日を覚えていてくれると思っていた
- 助けてくれると思っていた
このように、「〜してくれるはず」という気持ちが強いほど、現実とのギャップに苦しみます。
私自身も誕生日の日に、きっと友達はプレゼントをくれるだろうと期待していました。しかし、友達は誕生日を忘れていて、とても落ち込みました。
そのとき気づいたのは、「友達が悪い」というより、自分が勝手に期待していただけだったということです。期待が大きいほど、現実とのギャップに苦しんでしまうのだと感じました。
見返りを求めてしまうから
誰かのために行動することは素敵なことです。
しかし、「これだけしてあげたんだから。」
という気持ちが強くなると、相手から同じだけ返ってこなかったときに苦しくなります。
期待は、知らないうちに「見返り」を求めることにつながる場合があります。
人に期待しすぎることで起こること
イライラすることが増える
期待通りにならないたびに、
「なんで?」
「どうして?」
と相手にイライラしてしまいます。
本来なら気にならなかったことまで気になり、人間関係が疲れる原因になります。
イライラしている時間は、自分の心も疲れさせます。また、感情的に相手へ接してしまい、人間関係がさらに悪くなることもあります。
相手を責めてしまう
期待が裏切られると、
「分かってくれると思ったのに。」
という気持ちから、相手を責めたくなることがあります。
しかし、相手は最初から約束していたわけではない場合もあります。
自分の期待が大きかっただけということも少なくありません。
相手を責めることは人間関係を壊してしまう原因にもなることがあります。
自分も苦しくなる
期待し続けることは、常に相手の行動に心を左右されることでもあります。
相手次第で気分が変わるため、心が安定しにくくなります。
期待する事は、相手に左右されてしまう状態です。
人間関係が楽になる考え方
「人は自分とは違う」と考える
一番大切なのは、
「相手は自分とは違う人間」
と考えることです。
価値観も考え方も違うからこそ、自分と同じ行動を期待しないようになります。
違って当たり前と思えるだけで、人間関係はかなり楽になります。
期待ではなく感謝を増やす
「やってくれて当たり前」
ではなく、
「やってくれてありがとう」
と思えるようになると、期待によるストレスは減っていきます。
同じ出来事でも、期待と感謝では受け取り方が大きく変わります。
感謝を癖にすることで人間関係もよくなります。
私自身、普段親が作ってくれるご飯に対して「当たり前」という考えをもってしまっていました。ですが「毎日作ってくれてありがとう」と思うようになったことで、それが当たり前ではないことに気づくことができました。
そのことから、私は無意識のうちに「当たり前」という考えをもっていたため、ご飯があることを期待していました。ですがを「毎日作ってくれてありがとう」思うことで、期待ではなく感謝に変えることができました。
相手を変えようとしない
人は簡単には変わりません。
相手を変えようとするほど、思い通りにならず苦しくなります。
変えられるのは、自分の考え方や受け止め方です。
私自身も、「相手が変わればいい」と考えていた頃は、人間関係で何度も悩みました。
ですが、「人は変えられない」と考えるようになってからは、必要以上に期待しなくなり、気持ちがかなり楽になりました。
「相手を変える前に自分を変える」という意識を持つことが大切です。
期待する相手を選ぶ
期待をゼロにする必要はありません。
何度も約束を守ってくれる人。
困ったときに支えてくれる人。
そんな信頼できる人には、少しずつ期待しても大丈夫です。
一方で、何度も裏切る人や約束を守らない人に期待し続けると、苦しくなるだけです。
相手を見極めることも大切です。
信頼できる人は、一度の言葉ではなく、普段の行動で判断しましょう。約束を守る人、困ったときに支えてくれる人、あなたを尊重してくれる人は、少しずつ信頼を積み重ねられる相手です。
信用してはいけない人を見極める方法はこちらの記事で解説しています。
→信用してはいけない人の特徴7選|人間関係で後悔しないために
今日からできること
・「○○してくれるはず」と思ったら一度立ち止まる
・相手ではなく自分が変えられることを考える
・当たり前を「ありがとう」に変えてみる
まとめ
人に期待しすぎると、
- イライラしやすくなる
- 相手を責めてしまう
- 自分自身も苦しくなる
ということがあります。
人間関係を楽にするためには、
- 人は自分とは違うと考える
- 感謝を増やす
- 相手を変えようとしない
- 信頼できる人を見極める
ことが大切です。
人に期待することは悪いことではありません。
しかし、期待しすぎると、自分自身が苦しくなってしまいます。
「思い通りにならなくても当然。」
そんな考え方を少しずつ持てるようになると、人間関係は今よりずっと楽になります。
人間関係に疲れてしまった人は、こちらの記事も参考にしてください。
他人を信用しすぎて傷ついてしまう人は、こちらの記事もおすすめです。


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