「最近、何をやってもうまくいかない」
「悪いことばかり続いている気がする」
「自分だけ運が悪いんじゃないか」
そんなふうに感じることはありませんか?
失敗が続いたり、人間関係で嫌なことが起きたり、予定通りに物事が進まなかったりすると、「自分は運が悪い」と考えてしまうことがあります。
一つ嫌なことが起きただけなら気にしなくても、いくつも重なると、何をしても悪い方向に進むように感じてしまいます。
しかし、「運が悪い」と感じているときほど、物事の見方を少し変えてみることが大切です。
すべての出来事を自分の力で変えることはできません。
だからこそ、変えられないことに振り回され続けるのではなく、自分にできることへ目を向けることが、状況を立て直すきっかけになります。
この記事では、運が悪いと感じるときに知っておきたい考え方を紹介します。
「運が悪い」と感じるのはなぜ?
まず、悪いことが続くと本当に運が悪くなったように感じる理由を考えてみましょう。
悪い出来事に意識が向きやすくなるから
嫌なことが続くと、人はその出来事を強く意識するようになります。
例えば、
- 電車に乗り遅れた
- 仕事や勉強で失敗した
- 人間関係で嫌なことがあった
- 欲しかったものが手に入らなかった
といった出来事が続くと、
「また嫌なことが起きた」
「やっぱり自分は運が悪い」
と考えやすくなります。
すると、反対に起きている小さな良いことには気づきにくくなります。
つまり、悪いことが続いているという事実だけではなく、「悪いこと」に意識が集中している可能性もあるのです。
考えすぎて頭が疲れてしまうことが多い人は、「考えすぎて疲れてしまった人へ」の記事も参考にしてみてください。
→考えすぎて疲れてしまった人へ|思考を軽くするシンプルな方法
すべての出来事を「運」で片づけない
もちろん、自分ではどうにもできない出来事はあります。
突然のトラブルや予想外の出来事など、自分の努力だけでは避けられないこともあります。
しかし、何かがうまくいかなかったときに、
「運が悪かったから仕方ない」
だけで終わらせてしまうと、そこから改善する機会まで失ってしまいます。
例えば、勉強がうまくいかなかったとき、
「自分は運が悪い」
と考えるだけでは、次も同じことが起きるかもしれません。
一方で、
「勉強時間が足りなかったのかもしれない」
「やり方を変えたほうがいいかもしれない」
と考えれば、次の行動を変えることができます。
大切なのは、運のせいにするか、自分を責めるかの二択にしないことです。
「何が自分で変えられるのか?」と考えてみましょう。
運が悪いときほど「変えられること」に集中する
人生には、自分で変えられることと変えられないことがあります。
例えば、
変えられないこと
- 過去に起きたこと
- 他人の考え
- 天候
- 他人の行動
- 予想外のトラブル
変えられること
- 自分の行動
- 時間の使い方
- 物事の捉え方
- 次にどう行動するか
- 誰と過ごすか
嫌な出来事が起きたとき、変えられないことを何度考えても状況は変わりません。
だからこそ、
「これは自分に変えられることなのか?」
と一度考えてみてください。
変えられないなら、必要以上に悩み続けない。
変えられるなら、小さくても行動する。
失敗したときも、必要以上に自分を責めるのではなく、「次に何を変えられるか」を考えてみましょう。
失敗すること自体が怖くて行動できない人は、「失敗を恐れてしまう人へ」も参考になります。
→失敗を恐れてしまう人へ|一歩踏み出す考え方
この切り替えができるだけでも、気持ちは少し楽になります。
「自分は運が悪い」と決めつけない
一番避けたいのは、
「自分は運が悪い人間だ」
と決めつけてしまうことです。
一度そう思い込むと、次に起きた出来事まで「やっぱり自分は運が悪い」と結びつけてしまいます。
例えば、朝寝坊しただけなのに、
「最近ずっと何もかもうまくいかない」
と考えてしまう。
一つの失敗が、自分の人生全体の評価にまで広がってしまうわけです。
しかし、
「今日はついていなかった」と「自分は運が悪い人間だ」
では意味がまったく違います。
前者なら、その日の出来事として受け止められます。
後者は、自分自身に「運が悪い」というレッテルを貼ってしまいます。
嫌なことがあったときほど、出来事と自分自身を分けて考えるようにしましょう。
悪いことが続くときは、一度立ち止まる
嫌なことが何度も続くときは、無理に前向きになろうとする必要はありません。
「気にするな」
「ポジティブに考えよう」
と言われても、簡単には切り替えられないこともあります。
そんなときは、まず一度立ち止まりましょう。
そして、
「最近、自分は何に疲れているんだろう?」
と考えてみてください。
もしかすると、運が悪いというより、
- 睡眠不足
- 忙しさ
- 人間関係
- 頑張りすぎ
- ストレス
などが重なって、普段より物事を悪く捉えやすくなっているのかもしれません。
心に余裕がなくなると、小さな出来事でも大きな問題に感じることがあります。
だから、状況を変える前に自分を休ませることも立派な対処法です。
小さな行動を一つだけ変えてみる
「最近、何もかもうまくいかない」と感じているときに、人生を一気に変えようとする必要はありません。
まずは一つだけ変えてみましょう。
例えば、
- いつもより早く寝る
- 部屋を片付ける
- 10分だけ散歩する
- スマホを見る時間を減らす
- 後回しにしていたことを一つ終わらせる
- 誰かに相談する
- 明日の予定を整理する
この程度でも十分です。
小さな行動を変えると、
「自分でも何か変えられる」
という感覚を取り戻しやすくなります。
運そのものをコントロールすることはできなくても、運が悪いと感じている自分の行動は変えられます。
なかなか行動する気になれないときは、「やる気が出ないときはどうする?」で紹介している方法も試してみてください。
→やる気が出ないときはどうする?|今すぐできる対処法
「悪いこと」の中にも意味を見つけてみる
嫌な出来事が起きたときに、
「この経験から何を学べるだろう?」
と考えてみるのも一つの方法です。
例えば、失敗したことで自分の苦手なことが分かるかもしれません。
人間関係で嫌な思いをしたことで、「自分はどんな人と付き合いたいのか」が見えてくるかもしれません。
もちろん、すべての嫌な出来事に無理やり意味をつける必要はありません。
つらい経験をしたからといって、「良い経験だった」と無理に納得する必要もありません。
ただ、少し落ち着いたあとに、
「この経験から次に変えられることは何だろう?」
と考えることはできます。
それだけでも、嫌な出来事をただの失敗で終わらせず、次につなげられます。
運を待つより、自分から動いてみる
「運が良くなるまで待とう」と考えていると、何も変わらないことがあります。
もちろん、偶然に左右されることはあります。
しかし、自分から行動することで、新しい可能性に出会う確率を高めることはできます。
例えば、
- 新しいことを始める
- 行ったことのない場所へ行く
- 新しい人と話してみる
- 興味のあることを勉強する
- 以前からやりたかったことに挑戦する
こうした行動から、思わぬ出会いやチャンスにつながることもあります。
「運が良い人」と呼ばれる人も、ただ待っているのではなく、行動することでチャンスに出会っている場合があります。
だからこそ、
「運が良くなるのを待つ」より、「少しだけ行動を変えてみる」
という考え方を持っておきましょう。
運が悪いと感じたときに考えたい5つのこと
ここまでの内容を簡単にまとめると、次の5つです。
本当に悪いことだけが起きているのか考える
良いことや普通の日常にも目を向けてみる。
自分で変えられることを探す
変えられないことに時間を使いすぎない。
「自分は運が悪い」と決めつけない
「今日はついていなかった」と考えるだけでも違います。
疲れているなら休む
運の問題ではなく、心や体に余裕がなくなっている可能性もあります。
小さな行動を変える
人生を一気に変えようとせず、今日できることから始める。
まとめ
運が悪いと感じるときこそ、自分にできることを見る
人生では、どうしても自分ではコントロールできない出来事が起こります。
努力しても失敗することもあれば、予想外のトラブルに巻き込まれることもあります。
だから、「運が悪い」と感じること自体は悪いことではありません。
大切なのは、そこで、
「自分は運が悪いから何をしても無駄だ」
と決めつけないことです。
変えられない出来事は、そのまま受け入れる。
そして、自分に変えられることがあるなら、一つずつ変えていく。
それだけでも、少しずつ状況は変わっていきます。
何もかもうまくいかないと感じるときは、無理に前向きになる必要はありません。
まずは少し休んで、落ち着いたら、
「今の自分にできることは何だろう?」
と考えてみてください。
運そのものを変えることはできなくても、これからの行動を選ぶことはできます。
その小さな選択の積み重ねが、やがて「最近なんだかうまくいっている」と感じられる日につながっていくかもしれません。


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